今日から勉強しよう!資格を取ろう!と思って参考書を買うも、毎日の仕事が大変で結局やる時間がない。結局1週間後には熱意もなくなり、「忙しくない時にやろう」と思ってそのまま。
そんな経験誰しもあると思います。
この記事では「仕事しながら勉強したいと思っているけどどうすればいいか分からない」という人に向けて、仕事と勉強を両立させるコツを実体験を交えて解説します。
私は働きながら1年間勉強を続け、獣医学部に合格しました。今は30代の獣医学生です。
この記事を読めば「仕事しながらどうやって勉強すればいいのか」がわかります。
「仕事しながら勉強したいけど、家に帰ってきたら疲れて結局だらだらしちゃう」
「資格取らなきゃいけないのに勉強する時間ない」
私が働きながら大学受験をする前に「こんなサイトがあったら助かったなあ」という思いを込めて作りました。仕事しながら勉強したい方はぜひ最後まで読んでください。
仕事勉強両立のコツ1 目的を明確にする
勉強と仕事の両立を成功させるためには、まず「何のために勉強するか」を明確にすることが大切です。日々仕事でくたくたになってからの勉強は、想像以上に過酷なものになるでしょう。
その勉強を続けていった先にどんな自分になれるか、どんなメリットがあるか、より具体的にイメージしておくと辛い時でも自分を奮い立たせることができます。
「英語を話せるようになりたい」
「〇〇の資格を取りたい」
これくらいざっくりした目標ではダメです。
じゃあ具体的にどんな風にすればいいの?
いい例がこちらです。
「海外の人と不自由なく英語のやり取りができるようになって、将来は海外でバリバリ働きたい」
「○○の資格を取れば月3000円給料アップするから、年36000円の給料アップ。来年取得すれば定年までの30年間で108万円手に入ることになる」
このように
勉強したことで自分はどう変わるのか
どんなメリットがあるか
それによってどんな将来が描けるか
をできるだけ明確にしてください。
僕は会社で働きながら大学受験の勉強を1年間続け、獣医学部に合格しました。大学受験に挑戦する目的や動機を明確にすることは、モチベーションを保つために不可欠です。私が獣医学部に合格した際、この点が非常に重要でした。
僕の場合は獣医師として働く未来を想像していったよ
「獣医師になりたい」で終わらず、
「獣医師になってどんなことをしたいのか」
「獣医師になると自分はどう変わるのか」
を考え抜きました。
同じように大学受験を考えている方がいれば、まず自分の将来のビジョンを考えましょう。なぜその大学や学科に進学したいのか、その先のキャリアや夢を具体的にイメージしましょう。
そして、それが自分自身や社会にどのような価値をもたらすのかを考えます。この価値観を明確にすることで、日々の勉強に対するモチベーションが高まります。
仕事と勉強両立のコツ2 時間の使い方を見直す
仕事と勉強を両立させるためには、1日の時間の使い方を工夫することが必要不可欠です。まず、日々のスケジュールを詳細に計画しましょう。勉強時間、仕事時間、休憩時間を明確に設定し、無駄な時間の削減を目指していきます。
具体的にはどうやって時間を作ればいいのかな
最初にやることは、自分の日常でやっていることを以下の3つに区分することです。
- すぐにでも削れること
- 頑張れば何とか削れること
- どうしても削れないこと
1.すぐにでも削れること
これは例えば
「家に帰ってきてだらだらテレビを見る時間」
「寝る前30分スマホをいじる時間」
などです。
「ゲームを毎日2時間している」なら「まずは1時間に減らす」とかでもいいでしょう。
とにかくすぐに削れて、勉強するための時間を生み出せるものです。ここを削るのが第一優先です。すぐにやりましょう。
はたから見れば「無駄な時間」でもあなたにとっては必要なリラックスタイムかもしれません。あくまで自分にとってどうかを考えましょう
2.頑張れば何とか削れること
これは「1よりは難しいけど頑張れば何とかなりそうなもの」です。
例えば30分の電車通勤の時間。削ることはできないけど、スマホをいじっているだけであれば勉強の時間に当てましょう。
朝は満員電車でとても勉強なんてできないよ
そんな時はイヤホンから勉強したい内容を聞き流すなど工夫しましょう。
他に例を出すと
「朝に出勤ギリギリまで寝てしまう時間」
「仕事中の車移動中にぼーっとしている時間」
などです。
この「2.頑張れば何とか削れること」は「1.すぐにでも削れること」よりも大変です。なので毎日は続かないかもしれませんが、できるだけ勉強の時間にするよう努力をしていきましょう。
3.どうしても削れないこと
これは例えば「家族と夕食を食べる時間」「睡眠時間」などです。
ここを削ろうとすると無理が生じるので注意しましょう。
何が大切か、何なら勉強のために犠牲にできるかを考えてください。
今紹介したように自分の日常を3つに細分化し、どこを削るか考える方法はYoutube「ヒトデせいやチャンネル」を参考にしています。副業のブログを書く時間がない人に向けた動画ですが、勉強時間を生み出したい人にも有用な内容です。詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
仕事と勉強両立のコツ3 スケジュールを立てる
長期的な計画が成功の鍵です。「資格合格」「TOEIC〇〇点」などは最終目標ですが、その前に小さな目標を設定するようにしましょう。
目標点数を設定し、テストや試験を受けるのが有効です。資格であれば市販の参考書がたくさんありますよね。できるだけ本番の形式に近いものを活用して、目標点数を突破できるように勉強しましょう。
スケジュールを立てると勉強の区切りがついてメリハリができるよ
スケジュールを立てる際は、試験の日程や目標点数を確認しましょう。
ここを明確にせずにスケジュールを立てることはできません。ゴールをはっきりさせることで、何をいつまでに達成すべきかを把握しやすくなります。
また、スケジュールを立てる際には余裕を持つことも忘れずに。急な仕事の忙しさや体調不良などに備え、予備の時間を確保しましょう。柔軟性をもってスケジュールを調整できるようにすることが大切です。
仕事と勉強両立のコツ4 – 効率よく勉強する
社会人としての経験を生かして、効率的な勉強法を見つけましょう。大人になると学習スタイルや能力が異なるため、自分に合った学習方法を見つけることが重要です。
よくある悩みとして
記憶力が低下していて、学生の頃のように覚えられない
というものがありますが、これは脳科学的にはっきり証明されています。脳のピークは40代です。
「勉強の方法が学生の頃とは違うだけ」と考えましょう
具体的な勉強ですが、基本的には今まで自分がやってきたものを無理に変える必要はありません。受験や仕事の勉強で使ってきた勉強法を続けてください。要点をノートにまとめたり、問題集を使ってアウトプットしたり、自分の好きな勉強法を実践しましょう。
ただし、丸暗記だけは厳禁です!必ず理解するようにしてください。こうすることで大人の脳は知識が定着します。
詳しい内容は「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」に書いています。ぜひ参照ください。
仕事と勉強両立のコツ5 – 継続する
忙しい仕事との両立は大変ですが、継続が成功の鍵です。継続のために重要なポイントは
・小さな目標を立てて達成感を味わう
・周囲にサポートしてもらう
・同じような境遇の人と頑張る
途中で挫折しないためにも「コツ3」のスケジュールが大事になってきます。小さな目標を設定し達成感を味わい続けることは、辛い勉強の励みになります。仕事と勉強の両方を大切にし、バランスを取ることも大切です。
周囲のサポートも利用しましょう。家族や友人に理解と協力を仰ぎ、ストレスを軽減する手助けを受けましょう。
特に「一緒に暮らす家族からの理解」は一番大事だよ
もし家族の理解が得られれば、短期的に家事や子供の送り迎えなど手伝ってもらえるところは手伝ってもらってもいいでしょう。
また、勉強仲間や学習グループに参加することは大きな力になります。難しければSNSで発信して同じような境遇の人を見つけたり、同じ資格や勉強をしているブログを見つけるのもいいでしょう。
仕事と勉強両立のコツ6 – やる気を保つ
仕事と勉強の両立はストレスがかかることもありますが、モチベーションを保つことが成功の鍵です。自分の目標や夢を思い出し、その実現に向かって努力することで、モチベーションを維持できます。
当然、リラックスや趣味を楽しむ時間を持つことも大切です。ストレスがたまったら適度に休息し、リフレッシュしましょう。そして、達成感や成功体験を積極的に振り返ることで、モチベーションを高めることができます。
モチベーションを上げる具体的な方法を知りたい方は「浪人生、社会人受験でつらい時期にモチベーションを上げる方法18選」をご覧ください。
「【仕事と勉強 両立のコツ】社会人から獣医学部に合格した筆者が伝授」まとめ
仕事と勉強の両立は大変なことです。でもこの記事で紹介したコツを意識すれば必ず勉強を続けられます。もう一度おさらいです。
- 目的を明確にする
- 時間の使い方を見直す
- スケジュールを立てる
- 大人に合った効率の良い勉強法をする
- 継続する
- モチベーションを保つ
仕事をしながら勉強をしようというみなさん。ぜひこれらのコツを参考にして、夢を実現するための道を切り拓いてください。
そしてたとえ途中で挫折しても「やろうとした自分」を褒めてあげてください。そしてまたチャレンジし続けましょう。三日坊主でもいいんです。三日坊主を100回重ねれば300日勉強したことになります。
成功への第一歩は、今日から始めること!頑張ってください!
終わり。
コメント