こんにちは。社会人獣医学生のぽこぽこです
今日は大学入学前に「単位認定」制度をちゃんと使わず、大変だった時の話をします。
社会人から大学に入学する方は、絶対に「単位認定」制度を使いましょう。
受ける授業が少なくなり、大学生活がグッと楽になります。
単位認定制度とは
単位認定とは、他大学の単位を申請すれば同じような授業を受けずにすむ制度です。
例えば以前の大学で「英語」を履修していたら、次に通う大学では「英語」はとらなくていいわけです。そのためには申請が必要です。
ただしこれは獣医学に関する専門科目には使えません。「英語」や「化学」などのいわゆる一般教養だけです。大学によって違うので確認しましょう。
獣医学部1年生の授業はほとんどがこの一般教養。すべて単位認定すれば、ほとんど大学に通わなくていい生活になりますね。
いいなぁ
………
私は4年制大学を卒業していたので、この「単位認定」制度を活用できる立場でした。
なぜ単位認定を使わなかったのか
結論。私は5教科だけに単位認定を使いました。「体育」2教科と数学1教科、人文系の1教科。
理由として、体育は現役大学生とのハードな運動が嫌だったから。数学は単にもう2度と受けたくなかったら。
いいから全部受けろよ
お前がいうな
私が通った大学では、1年生の1年間の授業はおよそ25コマ。
私が単位認定したのは5コマだけなので、残りの20コマの授業を受けました。
なぜ私が単位認定を活用しなかったか。
それは私が受験勉強を終えたばかりで、その時の学習意欲が人生最高潮に高かったからに他なりません。
妻も「せっかく入学するし勉強したら」と言ってくれました。
受験が終わったばかりの3月のことです。
第二外国語は思い切って未知の「フランス語」。「物理」も「化学」も大学で勉強したけどもう一度やろう!「英語」も「情報」も「生物」も……!
すごい勉強意欲。とにかく、もう一度大学に通って勉強できることが嬉しかったのを覚えています。
実際にとってみると、どの教科もレポートやテストが多く大変でした。
2度目の大学生活にも慣れてきた5月ごろ。
だんだん、獣医学以外の勉強をするのがおっくうになっていました。
全部単位認定すればよかったー
……おいコラ
少し盛りすぎました。
同期の獣医学生と仲良くなれる機会なので、いくつかの授業は出た方がいいです。
単位認定申請する時間ない
さて単位認定をする場合、大学に入学する前に書類を申請しなくてはいけません。
そのためには以前通っていた大学の成績証明書が必要でした。
その大学は今住んでいる場所から遠く、郵送で成績証明書を送ってもらうよう手続きをしました。
手続き開始から郵送してもらって成績証明書を受け取るのに5日間。
合格発表から単位認定申請の期限までは1週間ちょっと。
すみません。時間ないっす
頑張ってください
手伝って〜
なんとか申請は間に合いましたがかなりギリギリでした。合格発表の当日から動き出してなんとか。
他にも入学するのに必要な書類が山ほどあって、自分が高校生だった頃は全部親がやってくれていたのかと心から感謝しました。
【注意】後期入試で入学した人は、大学によっては単位認定の申請期限が合格発表の2日後だったりするので注意が必要。
必要な書類を事前に揃えておくなど対応が必要かも。間に合わなそうな場合でも諦めずに大学職員に相談してみましょう。
まとめ
「単位認定」制度を活用することで、必要な授業だけを取ることができます。
社会人のかたわら大学に合格した方は相当忙しい日々を過ごしてきたはずなので、1年間くらい小休止をとるのもいいでしょう。
※2年生からは専門科目の勉強が本格化します。受験期よりも大変です。
私と同じように大学の授業をたくさん受けるのもいいと思います。
手続き&モチベーション維持が大変ですが、同期の子たちと交流できました。
もし単位認定を受けていたら、1年生の間はほとんど大学に行きません。きっと同期の子と仲良くなるのも難しかったでしょう。
ほどほどに授業を受けて、英語や第二外国語など大変そうな授業だけでも「単位認定」を活用することをおすすめします。
では、また次の記事で!
ここまで読んでいただきありがとうございました
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