「今の参考書でいいのか不安だ」
「参考書ってどうやって選べばいいの?」
受験勉強をしている人は誰しもがぶつかる疑問のひとつでしょう。
特に浪人生や社会人から受験する人は、周囲がどんな参考書を使っているか分かりにくいので悩みますよね。
受験勉強において、参考書は非常に重要なツールの一つです。正しい参考書を選ぶことは、受験生の成功に向けた重要なステップの一つです。
本記事では、絶対に失敗しない参考書の選び方について詳しく説明します。この記事を読めばどんな参考書がいいのか、どうやって選んだらいいのかが分かります。
気になるところだけでも目次からどうぞ!
参考書選びのコツ
参考書を選ぶのにもコツがあります。
文章、レイアウトが分かりやすいか
良い参考書は、わかりやすい文章と整理されたレイアウトを兼ね備えています。学習効率が高いものを選びましょう。
文章がわかりにくいまま取り組むと、時間を無駄にしてしまうだけでなく、理解度が低くなってしまいます。
またレイアウトが整理されていると情報を探しやすく、効率的に学習できます。
周りの人全員がオススメしている参考書であっても、その参考書が自分にとっても「わかりやすい」参考書とは限りません。あくまで自分にとって分かりやすいかどうかを考えましょう。
どうやって分かりやすいか判断するの?
本屋で手に取って数ページ見てみるといいよ
僕は数ページ見て
・文章がすんなり理解できる
・レイアウトが好み
であればとりあえずOKとしていました。
その参考書で成長できるか
その参考書でどれくらい成長できるのか、どの力を伸ばしたいのか、明確に目標を立てて取り組みましょう。
受験勉強は時間の使い方がキモです。やみくもに参考書を解いていくだけでは、当然時間が足りません。
英語の精読ができなくて長文が苦手!
となった時、本来なら英文の精読方法についての参考書を買うべきですよね。ですがやみくもに参考書を解いている人は
英語が読めないから単語帳をもう一冊買おう!
みたいなことになってしまいます。これはあるあるです。僕も何度か陥りました。
不安を解消するために、とにかく数をこなそうとしてしまうんですよね。ですがこれはかえって逆効果。自分のどの力をあげるべきか冷静に判断し、戦略を持って参考書を買いましょう。
最後までやり切れそうか
最後までやり切るために、次の点に気をつけて選びましょう。
・難易度は適切か
・量は多すぎないか
・残りの受験期で終わるか
あまりにも高度な内容は自信とモチベーションをなくし、挫折する原因になるだけです。
逆に簡単すぎる内容では力がつかず、満足のいく学習ができないかもしれません。最後までやり切れる難易度と量の参考書を選ぶことが成功の鍵です。
参考書の具体的な選び方
次に僕が参考書を選ぶときに参考にしていたものを紹介します。
武田塾のホームページとYoutube
「授業をしない」で有名な武田塾。文字通り、授業を全くせずに参考書を使って大学合格を目指す予備校です。
なので、ホームページにも参考書の使い方が詳しく述べられています。浪人生、社会人受験生にとってこの情報はかなりタメになります。
武田塾で最も僕が重宝したのは「合格までのルート」です。
武田塾ホームページ
上記の例だと、地方国立大に合格するにはどんな参考書を使っていけばいいのかがわかります。
内容も「単語」「文法」「長文」「英文解釈」と分かれているため、自分が伸ばしたい分野を参考にすることができます。
YouTubeでは勉強法も紹介しているのでオススメ。
ホームページもyoutubeも予備校が出している情報なので、非常に信頼性が高いです。参考書に迷ったときはぜひご覧ください。
松濤舎のホームページ
松濤舎の名前を初めて聞いた人も多いでしょう。
公式ホームページによると、松濤舎とは
集団講義を廃し、演習時間を最大限確保する、医学部・難関大専門塾
とあります。参考書での演習を売りにしている難関大向けの塾ですね。
武田塾とコンセプトが似ています。なので参考書の使い方、勉強法を詳しくホームページで紹介していくれています。こちらも実績のある塾が運営しているホームページのため信頼できます。
ぜひ一度ご覧になってください。
参考書は本屋で実物を見て選ぶこと
インターネット上の情報も役立ちますが、買う前には本屋で参考書を手に取り、中身を確認しましょう。本の厚さや文章の読みやすさ、図表のわかりやすさなどは手に取ってみないと分かりません。
本当に分かりやすい参考書か、実際に見てみないと不安だよね
少し手間ですが、必ず直接見るようにしてください。この最初の手間を省略してしまうと、合わない参考書で勉強し続けるリスクがあります。
そうなると、また新たに参考書を購入し直す必要があるでしょう。
そのほうがよっぽど面倒じゃないですか?
参考書選びに失敗しないためにも、ぜひ本屋で手に取って見てみましょう!
2週間使って「違う」と感じたら参考書を変えよう
ここまでの手順通りに参考書を選べば、大抵の場合は自分に合った参考書を見つけられるはずです。
ですがそれでも実際に使ってみると「合わないな」「分かりづらいな」となってしまうことはあります。
僕も最初のうちは、選ぶコツも分からず参考書を何度か変えました
そういうときは、最低でも2週間は使ってから変えましょう!
2週間も待ってられないよ!なぜすぐ買ったらダメなの?
それは、すぐに参考書を変えるクセをつけてしまうと、段々「参考書のせいにする」ようになり、最終的に一冊も最後まで終わっていないような状態になるからです。
そもそも受験勉強で必要な参考書の数はそれほど多くないです。
本当に適切な参考書を選べれば、2次試験まで各科目5〜6冊あれば十分でしょう。科目によっては2、3冊で済むものもあります。
一冊の参考書を一周したからといって次の参考書に手を伸ばすよりも、その一冊を完璧にするまで何度も何度も解くほうが成長できます。
いい参考書かどうかは1日、2日で分かるものではありません。なので最低2週間。じっと我慢して使い続けてください。
そして適切な参考書を見つけたら、その数冊を完璧にするよう努力しましょう。
「会社を辞めて半年で獣医学部に合格した30代が教える参考書の選び方」まとめ
適切な参考書を選ぶことは、受験勉強において成功するための鍵の一つです。
私自身、会社を辞めて予備校に通った8ヶ月は決して楽なものではありませんでした。
最初の1、2ヶ月は夢に向かって進めているワクワク感で毎日が順風満帆でしたが、後半戦はやはり精神的にも辛い時期がありました。
そんなとき、自分が丁寧に選んで「間違いない」と思えた参考書は心の拠り所になってくれます。その参考書を完璧にやりさえすればいいのですから。
僕でいうと、数学の「青チャート」や物理の「エッセンス」「良問の風」などがこれに当たります。
この参考書だけやっておけば大丈夫なはず!と強く思える相棒みたいな存在ですね
参考書選びに大切なポイントをまとめると
・自分にとって分かりやすいか
・受験期中にやり切れる量か
・難易度は適切か
試行錯誤を繰り返し、あなたにとって最高の参考書を見つけてください。
適切な参考書が見つかれば、あとは努力あるのみ。完璧にするまで何度も繰り返し解きましょう。
辛いときは僕のブログに戻ってきてください。これからもあなたに取って有意義な情報を届けられるよう、ブログを書き続けます。
ここまで読んでくださってありがとうございました
終わり。
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